UDON HOUSEのある香川県には大小合わせて112の島があります。
12の島と2つの港が舞台になるのが瀬戸内国際芸術祭。
3年に一度行われ、春会期・夏会期・秋会期の3つに分かれています。
三豊市にある「粟島(あわしま)」も瀬戸内国際芸術祭の秋会期に参加しています。
UDON HOUSEのオプションツアーでご希望があれば島ホッピング(粟島・志々島)もしています♪
粟島に行ったら訪れてほしい場所、絶景の見どころなどなど、島の楽しみ方を紹介します!
UDON HOUSEから車で20分のところにある須田港(すだこう)。
そこから船に揺られること15分。
昔ながらの雰囲気を残しながら、新しくアートが作られる島、「粟島」があります。
”阿島山(あしまやま)” ”紫谷山(しきやさん)” ”城山(じょうのやま)”の3つの山が繋がりできた島です。
上から見るとスクリューのような形をしています。
人口200人ほどの小さな島ですが、見どころがたくさんあります!
粟島への旅は須田港から始まります。
1日8便ほど往復する船に乗って粟島に向かいます。
大人1人 320円(片道)で乗ることができます!
詳しい時間についてはこちらをご覧ください。
船に揺られること15分、目的の粟島に到着です
まず粟島に着くと島の人の手作りアートがみなさんをお出迎えしてくれます。
そして島の待合室や役場で粟島の地図をゲットしましょう。
その後、自転車を借りにいきます!
粟島をくまなく回るためには移動手段におすすめです。
港から5分ほど歩いた場所(港とル・ポールの間)に無人レンタサイクルがあります。
借りるのも返すのもセルフで!
自転車を選んだら、横に描かれているしま子ちゃんの口の中に500円を入れてください。
粟島は山が多いので、電動自転車(1日1000円)を借りるのもおすすめです!
しま子ちゃんの隣の張り紙に管理人さんの番号が書いてあります。
そこに電話をすると電動自転車を出しに来てくれます。
こんな可愛らしい自転車に乗ることができますよ♪
おじさんに粟島のおすすめスポットを聞いてもいいですね!
自転車をゲットしたら、粟島散策に出かけましょう♪
まず、見えてくるのが緑色の建物、粟島海洋記念館です。
大正9年に建てられた国の文化財である建物は1897年に開講した日本最古の海員養成学校です。
館内には使用されていた船の部品や海員の制服、航海の様子などが展示されています。
どこか懐かしい建物の中には写真スポットがたくさんあります!
長い廊下で、みんなで並んで撮るのもいいですね♪
また、海の漂流物を上に吊るして影をスケッチするコーナーもあります。
友達みんなで絵を書いて評価しあってみるのもいいかも?
●粟島海洋記念館●
[住所]香川県香川県三豊市詫間町粟島1541(粟島港より徒歩約5分)
[電話番号]0875-84-7884
[営業時間]9:00ー16:00
[休館日]月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
[入館料]無料
粟島の歴史に触れた次は粟島の自然を体験しましょう!
まずは香川県の保存木に登録されている、タブの木。
港から歩いて8分ほどのところに梵音寺(ぼんのんじ)があります。
お寺の本堂からさらに階段を登ったところに現れる樹高12mを超える大きな木。
太い幹から左右に大きくのびた枝は立派な貫禄です。
5月頃には花が咲き、8月から9月にかけて実がなります。
竹林の中に立つ大木に神秘的な雰囲気を感じることができますよ♪
⚠︎蜂の巣があるので十分にお気をつけください。
●梵音寺(タブの木)●
[住所]香川県三豊市詫間町粟島1604-1(粟島港より徒歩約8分)
もう一つの自然スポットとして、城山(じょうのやま)登山もおすすめです。
粟島の3つの山の中で標高の一番高い城山の山頂には何も遮るものがなく、360度瀬戸内海を楽しむことができます。
登山口は港から8分ほど歩いたところにある、元粟島小学校の裏から始まります。
約30〜40分のハイキングです!
整備された道と階段をひたすら登ります。
登山を頑張ったご褒美にはこんな素敵な景色が待っていますよ!
諦めずに登ってくださいね♪
⚠︎登山をするときは歩きやすい服装と靴でお越しください。
山を登った次はもちろん海!
馬城八幡神社(まきはちまんじんじゃ)の参道は海に向かって続いていて、鳥居は海のすぐそばに立っています。
神社に入る前に海で身を清めるためにこの場所に鳥居が建てられたそうです。
天気がよければ写真映えすること間違いなし!?
満潮の時は地上から、干潮の時は海側から、塩の満ち引きによって印象が変わりますよ。
おすすめはやっぱり夕日の時間です♪
●馬城八幡神社●
[住所]香川県三豊市詫間町粟島(粟島港より徒歩15分)
(ナビで神社の名前検索で出てきます。)
島に欠かせないのはやっぱり海岸ですね!
粟島にも、いくつかビーチがありますが、今回は西浜(にしはま)を紹介します!
港より坂を超えて島の反対側にある海岸です(徒歩15分)。
長い海岸線でぼんやりと海を眺めるのがおすすめ。
名前の通り西向きにある浜なので、夕日を楽しむことができます!
海岸にはシーグラスが流れ着いているので、お土産に拾ってみましょう♪
防波堤に座って、波の音を聴きながら沈む夕日を眺めて旅の疲れを癒しましょう。
粟島の自然を感じたあとは、島のランチスポット!
海洋記念館のすぐお隣にあるル・ポール粟島。
11:30〜13:30(ラストオーダー)にランチ営業しています。
日替わりランチと月替わりランチから選ぶことができますよ!
土日祝限定のさぬき蛸のドライカレーや、お造りのセットもあります♪
島民の人も通う場所で一緒にランチを楽しんでくださいね。
ル・ポール粟島では宿泊も行っています!
夏にはバーベキューをしながら外のキャビンに泊まるのもおすすめです。
●ル・ポール粟島●
[住所]香川県三豊市詫間町粟島1418‐2(粟島港より徒歩3分)
[電話番号]0875-84-7878
[HP]http://le-port.jp/
もう一つの島のランチスポットとしておすすめなのが、あわろは食堂。
5月頃から10月の期間限定の営業ですが、粟島の食材をたっぷり使ったランチや、
デザートにはパフェとスムージーを楽しむことができます。
海に面したカウンター席からは穏やかな瀬戸内海を眺めながら食事することができます!
お腹も心も粟島でいっぱいになれるランチです♪
●あわろは食堂●
[住所]香川県三豊市詫間町粟島1619(粟島港より徒歩約5分)
[電話番号]090-3181-8360
[営業日]金曜、土曜、日曜、祝日
[営業期間]5月頃~10月末まで
[営業時間]11:00〜17:00頃
[Facebook]https://www.facebook.com/awalohashokudou/
(こちらで今年の情報をお確かめください)
ランチスポット以外にちょっと一息つきたいスポットとしておすすめなのが、
島唯一のコンビニ武内商店(たけうちしょうてん)。
島のコンビニというだけあって品揃えはばっちり!!
粟島散策の一休みにジュースとアイスを買って、お店の前で島の人とお話しながら休憩しましょう♪
島にあるコンビニだけあって、
「なんでもあります、ないもんもあります」
店主さんのジョークも楽しんでくださいね!
●武内食料品店●
[住所] 香川県三豊市詫間町粟島1348(港より徒歩2分)
[電話番号]0875-84-7015
[定休日]日曜日
お腹がいっぱいになったら、
瀬戸内国際芸術祭にも参加している粟島のアートに触れましょう。
まず、島のあちこちで見かけるかわいいブイ達!
みんなが集結したブイブイガーデンがおすすめです♪
元々は漁業で使われていたうきを再利用して島の皆さんがアートにしました。
それぞれ表情が違うのでお気に入りを見つけてくださいね!
有名なキャラクター達もマスクをつけてお出迎えしてくれました!
⚠︎個人のお宅なので、マナーを守ってアートを楽しんでくださいね。
●ブイブイガーデン●
[住所]香川県三豊市詫間町粟島上新田
(粟島港より徒歩1時間、自転車で20分)
(上新田港より徒歩3分)
粟島にきたらここには絶対訪れたい、漂流郵便局。
築50年の郵便局を使い、全世界から誰かに届けたい思いが綴られた手紙やハガキが展示されています。
時間がある時は一つ一つ読んでみましょう♪
実際に手紙を出すこともできるので、誰かに伝えたい思いがある方はこちらの住所宛にお送りください。
郵便番号769-1108 三豊市詫間町粟島1317の2 漂流郵便局留め
●漂流郵便局●
[住所]香川県三豊市詫間町粟島1317-2(粟島港より徒歩5分)
[開局日]第二・第四、土曜日(現在は新型コロナウィルスにより休館中)
[入館料]無料
アートを楽しみにきた方には絶対欠かせない場所、「日々野笑学校」(ひびのしょうがっこう)。
旧粟島中学校をアーティストが作品を作る場所、アーティスト・イン・レジデンスとして今までの作品を保管・展示しています。
2019年に作られた、大小島真木さんの鯨や、インドから来日していたマユールの壁画などが展示されています。
入り口の看板横に電話番号が書いてあり、運がよければ開校日以外でも管理人さんが説明しながら校内を案内してくれますよ♪
●日比野笑学校●
[住所]香川県三豊市 詫間町粟島1311(粟島港より徒歩5分)
[開校日]毎週土曜日
[電話番号]090-1965-1885
瀬戸内国際芸術祭のアートに、島の海と山、美味しいご飯。
そして何よりいつでも温かく迎えてくれる島の皆さんに心が安らぎます。
アートと自然だけじゃない、どこか懐かしい雰囲気もお楽しみください♪